コンスタントの言葉
「こんな世界、どうせうんざりだった」
「ここで生き続けるよりマシ」
「ここは暗いし、汚い」
「遠い未来の者からすれば、我々は皆、愚か者だ」
「とにかく休みたかったんだ」
「あと5分だけ」
「妙なこと考えんじゃねぇぞ」
「死ぬのもそんなに悪くない」
「アシナガのいわく、『永遠に』と」
「これでやっと、平穏に過ごせる」
(「ほっといてくれよ」と書いてある)
「ここから出してッ!」…「うそぴょーん」
(「死した我らは、塵と影」と書いてある)
彼らの最後の言葉の刻印:「嬉しくて死にそう!」
彼らの最後の言葉の刻印:「行くよ!見ててね。」
彼らの最後の言葉の刻印:「うーわ。」
彼らの最後の言葉の刻印:「まあいいよ。」
「ここに眠るは、どこかの男」
彼らの最後の言葉の刻印:「こんなところにいられるか!」
彼らの最後の言葉の刻印:「もうウンザリ」
彼らの最後の言葉の刻印:「死んだ方がマシ!」
彼らの最後の言葉の刻印:「あっそ、じゃあね」
「うしろ、うしろ!」…「バカが見るー!」
「おっと…」
(まっぷたつに割れている)
(「終わりは始まりにすぎない」と書いてある)
「流行になる前から、私は地中にいた」…どういうこと?
(誰かがそなえた花がある)
「ここに眠るは、どこかの女」
(古びて、すり減っている)
(「オレ、歴史の教科書に載った?」と書いてある)
(「昼寝してるの。土の中で」と書いてある)
(「これしか見つからなくて」と書いてある)
(「あの世で会いましょう」と書いてある)
(「またね」と書いてある)
(「笑ってられるのも今のうち」と書いてある)
(「次の冒険を堪能中」と書いてある)
「想像してるより、もっとヒドいよ」
「ここに私物をしまってるんだ」
「ここに眠るは、どこかの誰か」
(「死んだふりだよ」と書いてある)
(「もう、出ても危なくない?」と書いてある)
(「忘れ物あずかり担当」と書いてある)
(「ガスの元栓、しめたっけ?」と書いてある)
(「ここが落ち着くの」と書いてある)
(「この現状を、受け入れるしかない」と書いてある)
「埋葬されてる人も、まあ、いそう…なんちゃって」
(「気をつけろ」…何にだろう)
(こけむした墓石が、ひっそりと立っている)
「ハカない人生を終え、墓に入ったのさ」